ダンシング

10月は週末恵みの雨が多く、、
募集後すぐにお申し込み頂いた方にかなりお待ち頂いてしまった「新バイクレッスンモニターキャンペーン」、先週末ようやく開催できました。

トライアスリートでロングディスタンスも経験済みの50代男性ですが、
バイクのレッスンはいままで受けた事がないとの事。

自転車は「なんとなく乗れてしまう」乗り物なので
「バイクのレッスン」に必要性を感じない方がほとんどだと思います。

一方でトライアスロンではスイム、ランに比較して1番距離を走るパートであり、
バイクのスキルをあげる事がご自身の全体のタイムを縮める事になるのは何となくわかっているけど、、という方が多いかなと思います。

今回の事前ヒアリングでは、

・フラットコースの向い風でスピードが徐々に遅くなり、
他の選手に抜かれてしまう事が多い。

まず簡易ピラティスを行い身体 バランス評価。
力んだ時に腰椎より左に回旋傾向有。

ピラティス姿勢評価簡易版

ピラティス姿勢評価簡易版

前半は尾根幹を走行しながらフラット、登り基調の負荷がかかるエリアで
どの様な身体反応が現れるか拝見しました。

フラット&向い風でスピードダウン→風を避ける&頑張ろうとして上半身がつぶれる
→股関節のコントロール不足→モモの引き上げ不足→パワーフェーズスタート遅れる→スピードに乗れず体力消耗

という悪循環に陥っているのでは無いかと判断。

勾配がキツくなると上半身が左に大きく振れ、
左ペダリング時に膝が外側に開く傾向もありました(このパターン、多いです)

※今回はパワーメーター装着(数値解析オプション)なしのレッスンです。

ダンシング

左ひざのみ外側にあおるような引き上げ

 

バイクパーソナルレッスン1

左ペダリング時に上半身が大きく揺れる(画像は少し右に傾いています)

 

 

簡易ピラティス時の挙動から、ペダリング時に利き足に対する軸足の左半身に頼る傾向があるのは
想像できます。

これに対し、下記のドリルを実施。

・バイクが進む原理解説
・サドル座面位置によるペダリングの変化
・上半身のコントロールと股関節のコントロール
・脚の自重を使ったペダリング
・ダンシングの動き分解、理解、実践、組立なおし

約30km程度走行、ドリル後は急勾配でやや左膝がふくらむ傾向が残るものの、全体的に改善していらっしゃいました。

 

今後は左足と右足のペダリング分解、

体幹部を無理なく強化していける乗車姿勢と呼吸法など

お伝えしていきたいと思います。

 

レッスン後、いくつかの気づきを頂けたとの感想を頂戴しました。

撮影動画は編集して翌日、お届け。

今後の参考になれば嬉しいです。

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