オートルート・ヴァントゥ2018に出場してきました。
現地で投稿したInstagram、オートルート公式Facebookの写真を中心にご紹介していきます。
初日はハイテンションで飛ばしすぎて後半脚がつりました(苦笑)
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Haute Route Ventoux 2018
Stage 1 Bédoin – Mont Ventoux
113km | 2700m D+
ステージ1はモン・ヴァントゥ麓の町ベドアンからスタート。
2つの峠を経てモン・ヴァントゥの東ルート、
ラベンダーの生産で世界的にも有名なソー経由でチャレンジします。
走行距離は113km、累積標高は2700m+。
コース概要とモン・ヴァントゥ周辺情報やアクセスなどの情報はこちらからどうぞ
→「死の山モン・ヴァントゥとサイクリング拠点に便利なベドアンへのアクセス : オートルート・バントゥ2018」
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今回のミッションは3つ。
ひとつは初参加の方のサポートをしながら上ること。
ふたつめはオートルートのことを日本の皆さんにもっと知ってもらうために写真と動画をたくさん撮影してくること。
ラストは自分自身が安全に、楽しんで3日間のぼることです(ここ重要)。
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ステージ1は朝8:30スタート。
行きの飛行機で寝不足気味だったのも熟睡してすっかり回復。
トップチューブ貼付用のコースプロファイルにはゴール地点にモン・ヴァントゥ。
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今日はステージ1。 3つの峠を攻めます。 🏔🏔🏔🚴♂️ ・ ・ #HauteRoute #Ventoux #cyclingtrips #Cycling
今回は大会アンバサダーとして出場させていただいていたのと、某Web媒体向けの取材も兼ねていました。
走りながら初出場の選手たちのサポートをしつつ、写真と動画をためこむ予定で機材などあわただしく準備。
宿の前の激坂で記念撮影。
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スタート地点に到着するとサイクリングツアー会社Alpine Cols社長と1年ぶりの再会。
この方もオートルートの常連です。今年も元気そうで何より。
他にも1〜2年振りに再会する方もいて近況報告など話がはずみます。
また来年もお互いに元気で会いたいな、と思う瞬間。
レースバッグはスタート地点付近で預かってもらえます。
モン・ヴァントゥゴール後、頂上で受けとり可能。
ゴール後は20km越えの下り、天気も変わりやすいのでウィンタージャケットや冬用手袋など必須です。
これにビレッジで過ごす際の着替えなど入れておくと良いでしょう。
(シャワーも浴びることができます)
スタート20分前、ベドアンのスタート地点からモン・ヴァントゥを見上げます。遠い。
スタート直前。
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モン・ヴァントゥ周辺はいたるところに大小さまざまな葡萄畑があります。
ヴァントゥーワインの生産は赤が多いようですが、白も少量生産されています。
こちらはレース後に立ち寄って撮影。
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カルフールで買ったヴァントゥーワイン白。
最終日に飲みました。おいしかった!
はるか彼方にモン・ヴァントゥのゴールが見えます。
ラベンダーの最盛期は6月中旬から8月にかけて。
次に来るときは一面ラベンダーで埋めつくされた道を走りたいなと思います。
Mavicサポートも応援しながら走行してくれます。
最初の峠はCol des Trois Termesへ。
標高は574m、5km走って250mほど登ります。
平均勾配は5%、最大勾配6%。ウォーミングアップです。
頂上付近のリフレッシュメントポイントで休憩。
スタートしてから約33km地点。
ここでハムやチーズ、クラッカー、フルーツ類などをほおばる。
激坂+ロングライドな113km。
写真撮影も交えつつ走ります。
Col des Trois Termesを下り、30kmほど細かいアップダウンを経て2つ目の峠、Col de Lagardeへ。
標高は1107m、距離11.6km、獲得標高は772m。
平均勾配6.7%、最大勾配9.2%。
再び頂上付近のリフレッシュメントポイントで休憩。
ここでスタートしてから約77km地点。
この上りに入る手前あたりまでは細かいアップはほぼダンシングで快調にクリアしスピードにも乗っていたのだが、
右内ももに違和感を感じはじめほどなく痙攣が始まり厳しい展開に。
これまで数々のオートルートに出場しましたが、
足がつるのは決まってハイテンションな初日の中盤から。
序盤、無意識にまわりのペースに合わせてしまうのと、
景色がとても良いのでどうしてもスピードを上げてしまいがち。
今年のトレーニング内容からすると明らかにオーバーペースでした。
対処的にはに慣れているのでギアを軽くして呼吸法を調整しながらペダルを回し続けました。
脚がつっても動き続けるともとに戻るのは経験されている方もいるかもしれません。
エネルギー摂取不足と水分ミネラル不足のようだったので、
上りの途中に設置されたエイドで少しながめに休憩。
スタッフや居合わせた選手と会話を楽しみます。
走行しているとオートルートが設置したさまざまな標識がでてきます。
これは「頂上まであと1km」。
ほかに10km、5km、3kmバーションがあります。
この目印があるとがんばれます。
明確な目標設定(ゴール設定)とそれまでにわかりやすいマイルストーンがあるのは
やはり大事。
Col de Lagardeを10kmほどのダウンヒル。
平坦路に入ってペダリングを始めるとまた痙攣がはじまり、ふたたびペースダウン。
やはり下りでもすこし足を回し続ける(動かし続ける)ほうがよいのがわかります。
初日はもっと写真を撮りたかったのですが、
余裕があるタイミングで。
この辺はラベンダー最盛期の6月から8月にサイクリングしたら間違いなく最高の雰囲気のはず。
途中撮影でたちよった場所は結構人気のところのようでした。
シーズンにまた来たいですね。
La Ferme aux Lavandes, à Sault en Provence
ここをこえるといよいよモンヴァントゥ・クライムです。
東側ルート、Sault側から入ります。
25kmの長い上りで平均勾配は5%。
最大勾配は12.9%、獲得標高は1216m。
18〜19kmくらいまでは比較的穏やかな上り。
頂上までのこり6km付近から勾配がキツくなります。
このへんはまだ緩やか。
頂上まであと10km。
残り5km地点。
まわりは石灰岩の地肌が露出し、これぞモン・ヴァントゥといった雰囲気。
勾配は徐々にキツくなってきています。
頂上まで1kmのところにあるシンプソン選手の石碑。
ここの標高は1900m付近でのこりわずか。
頂上の天文観測塔もだいぶ近くに見えます。
マイルストーンとゴールまであと1kmの標識。
天気もよく、フランス南部、地中海方面を遠くまで見渡せます。
スタート地点のベドアン、つい先程まで走っていたソーも遠くに見えます。
まもなくゴール。マビックカーのメカニック、
セーフティーのモーターサイクルの担当者たち、
観光客の声援を受けます。
最後のつづら折りのあとの激坂はあいかわらず上りがいがあります。
風が強いときはこの場所、大変危険な箇所です。
今回は大丈夫でした。
ゴール後はバックパックをうけとり、写真と動画撮影もしながら下山。
ちょうど最後尾の選手をサポートカーとLanterne Rougeの選手がサポートしながら登っているところでした。
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頂上から下山、ビレッジまでのルートは色違いの矢印標識があり迷わずに戻れます。
(レースコースは黄色、戻るルートはピンク色)
ビレッジに戻ってからの基本的な流れとしては、インフォポイントに立ち寄って翌日のステージに変更点がないかの確認、マッサージの予約を行い、食堂でライダーズミールで一息つきます。
マッサージはシャワーを浴びてからがマナーです。
それぞれの宿に戻り自由時間ののち、夜から当日のステージ優勝者への表彰と、
翌日のブリーフィングです。
面白いところではSock Pornというのがあり、
その日のベストソックス賞のノミネートと授賞式もあります。
速い選手だけではなく色んな選手に楽しんでもらおうという気持ちが伝わります。
初日の優勝者はスーパーマンのソックスの方でした。
マント付き。どこで買ったんだろうこれ。
終了後はアペリティフパーティーがあります。
昨年あたりからVelosophe Cyclist Beerのビールが準備されるようになりました。
サイクリストのためのビールとのことです。飲みすぎ注意‥
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初日は天気もよくみなさん楽しく走っていました。
オートルート公式チャンネルの動画はこちら。